災害時の口腔ケアについてのお話し

コラム

こんにちは🦷

しまだ歯科クリニックの院長、嶋田です。

元旦に発生した能登半島地震の発生から4ヶ月、皆さん万が一の時の準備はされていますか?

その中に歯ブラシなどのお口のケア用品は入っていますか?

いつ、どこで、災害が起こるか分からない災害時におけるお口のケア用品や避難先でお口のケアについてお話をさせていただきます。

もし避難生活で歯磨きができないと口の中が不衛生になり、さまざまな感染症や誤嚥性肺炎といった体に悪影響を及ぼします。

ストレスから免疫が低下しがちな避難生活ではきちんとしたお口のケアが重要となります!

備えておきたいケア用品

①歯ブラシ

②液体歯磨き

③ハンカチ

④ティッシュ、ウェットティッシュ

災害時の歯の磨き方

①歯ブラシがない時

もし歯ブラシがない時は、少量の水、お茶を口に含みブクブクうがいをして口の中の食べカスを洗い流しましょう。

指先にハンカチやティッシュなどを巻いて歯の表面の汚れを拭い取ります。

②水が少ない時

災害時は飲み水を優先するため歯磨きのための水を確保できない場合、すすぐ必要のない液体歯磨きで口全体に行き渡らせたら歯ブラシでブラッシングしましょう。

うがい薬や洗口液で口の中をすすぐのも有効です。

以下、日本歯科医師会でも災害に関する情報を発信していますので、参考にして下さい。

日本歯科医師会の災害歯科医療対策|日本歯科医師会
災害時に避難所等で役に立つ「災害時のお口のケア」などを紹介しています。

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